注意:この作品は非常に下品かつ刺激の強いギャグ、えげつないパロディを多量に含んでおります。この作品を受け入れられるかどうかは当人の資質によりますので、十分に覚悟を決めてからご覧下さい。なお、この注意をお読みになった上で精神的にダメージを受けた、あるいは不愉快な思いなどをした等のクレームについては一切の責任を負いません。

作者: コバヤシさん


新世紀2年5月某日(巨乳ハンター襲撃から約1週間後)
静岡県富士市 私立江東学園中等部 第2電算機室。

 「さて、と」
  放課後の電算機室。江東学園ではエキスパート育成の観点からコンピュータ教育の面にも力を入れており、中等部から希望すればUNIXなどのサーバーOS教育からハッキング/対ハッキングの訓練まで行っている。 そのため、導入されている機材も予算の許す限り高度なものが用意されていた。

 その電算機室の一室に、こそこそと忍び込んだ人影が一つ。
明るい青を基調としたセーラー服の上にライトグレーのベストを羽織り、黒いオーバーニーを履いていることから中等部の女子生徒だと言う事は判る。
彼女は持ち込んだノートパソコンを教室のLANに繋ぎ、電源を入れるととある場所にアクセスしはじめた。
「攻性防壁が入ってなくてよかった…と。やっぱりプロテクトが掛かってるか…まぁ一応個人情報だしね」
と、身代わりプログラムを起動させ、幾度かパスワードを打ち込み、目的のディレクトリを探す。
「有った有った…。これが有れば…ふふふふふ」
彼女が見つけたファイルは「江東学園中等部および高等部女子身体測定リスト.csv」というファイル名が 記載されているモノであった。

そのファイルをコピーし、プロキシサーバのログを消すと彼女は再びこっそりと電算機室を出て行く。
そういうことを遣って退けた彼女とは… 霧島マナことキリヤマ・マナであった。


その光景を遠めに見ながら、レーツェル・ファインシュメッカーが言う、赤いサングラス越しにもわかるあからさまなカメラ目線で、バラエティ番組のアシスタントアナ口調で。

「And Now.For Something Completly Different!(ま、それはそれとして)」

何の脈絡も無くボロボロの服をまとった老人?が銃弾飛び交う戦場を走ってきて、対人地雷に吹き飛ばされながら絶叫。

「It's! 始まるよーっ!」

======================================================================================

(BGMにLiberty Bell March。シュールかつ不気味な絵柄のアニメが流れる)
(デカチュウ不敗がタイトルを引っ張りながら、スクワットで出現)

SSFW外伝 新世紀巨乳ハンター伝説

第参話「逆襲のアナル」

(ゴルディオンハンマーが放屁音のSEとともにタイトルと不敗を叩き潰し、BGM停止)

======================================================================================

新世紀2年5月某日(巨乳ハンター襲撃から約10日後)
静岡県富士市 私立江東学園 中等部生徒寮

男子寮と女子寮の共有スペースにはレストスペースとでも言うべき、大型TVなどを備えたホテルの宴会場のような部屋が存在する。
その一角の畳敷きの部屋で、シンジは目の前の二人のつかみ所の無さにいささか呆れていた。

「ねぇ、アスカ?」
「なーにー?シーンージー?」

本当にこれがあのアスカかと言うほど目はとろん、と垂れ下がった糸目になり、レストスペースの縁側に近い卓袱台に座って備え付けの緑茶をずるずると啜っている。
しかもその大きな胸を枕にして、ちゃぶ台に寄りかかっているのだ。

「…レイ?」
「………ふにゃぁ」
気の抜けたサイダーのような声をあげ、レイもたれぱんだのようにだれ切っている。
此方も乳枕に顎をあずけ、程よくα波を放出していた。
α波全開でたれまくっている二人に、シンジは何がどうなっているか訳がわからなかった。
約10日ほど前、何故か寮近くの建物の壁に墨ベタの乳丸出しで顔面オヤジ落書きの上磔にされていた二人。 翌日から全くこの調子なのである。

アスカあたりなら顔にとんでもない落書きをされて乳丸出しで磔と言う仕打ちに怒り狂っていそうなのだが、全くもって応えてないどころか至って幸せそうなのである。
「元気だしなさいよ〜」
 と高等部のタカヤ・ノリコが渡してくれた漫画本は一応読んでいるが、それもすぐにマナやシンジへ又貸ししている始末だ。
「ドラゴンボール」の大型愛蔵版等はシンジも喜んで読んでいたりするから、なんともいえない話であるが。
(ちなみにシンジたちの世界では、セカンドインパクトにより出版元の集英社やアニメ製作の東映動画が壊滅的打撃を受けて原作・アニメ共々マスターが失われた上に原作者の鳥山明が行方不明に成ってしまったため、版権が複雑化してしまい復刻版やDVDのリリース、再放送をすることが出来ず、シンジたちの世代に取って ドラゴンボールとは「タイトルは良く聞くけど内容は良く知らない漫画」の代表格であった。言うならば我々の世界での昭和50年代生まれ以降の人間に取っての 「突撃!ヒューマン」やNHK少年ドラマシリーズみたいな物であろうか)

そんな状況にシンジは苛立っているのだが、アスカもレイも揃って馬耳東風状態でたれきってるため何も言える状態ではなかった。


「どうした碇、太刀筋が迷っているぞ」
シンジは江東学園に転入してからしばらくして、自分の体を鍛える事を望み江東学園の学生、講師や特機自衛隊のパイロットたちの中で剣を使える人物の手ほどきを受けていた。 その中でも華奢なシンジの体に向いていたのが北辰一刀流。 エヴァ初号機の特性で行けば特自のゼンガー・ゾンボルト2尉を初めとした修得者も多い薩摩示現流の方が良かったのだが、彼の体格では「力で押す」技の多い薩摩示現流は習熟に時間が掛かるだろうという事で、専ら一刀流の手ほどきを受けていた。 エヴァの操縦に関して、パイロットの武術訓練が果たして能力向上につながるのかはわからなかったが、「思考で動かす」システムゆえに効果はあるだろうと言う事でシンジの 剣術訓練は行われていた。

「…吉村さん…やっぱり判っちゃいますか?」
「お見通しじゃ、お前(め)さんの様な奴の心はワシみたいなボンクラでも簡単に読める」
と、応えたのはシンジと背丈は大差ない印象の青年、吉村嘉一郎。
「最近になってようやくお前の太刀筋も良くなってきたのに…。そんな腕で俺の親父殿を相手にしたら、瞬く間に膾切りだぞ」
と、ぼやくような口調で右手に持った木刀で肩を叩く。
「そうですよねぇ…」
彼はまた、時空融合の非常識性を如実にあらわす人物の一人である。 融合以前の出身時代は1867年、出現直前まで居た場所は函館…と言えば察しは付くだろう。 彼は箱館戦争の最中に出現した元幕府軍兵士の一員だったのだ。
南部藩が官軍へ降伏した後も死ぬつもりでわざわざ箱館まで幕府軍側について戦っていたほどの彼であるから、融合直後に岩手県雫石で発見され 収容された病院の集中治療室で目を覚ました時には自殺騒ぎを起こしている。 (実際、凾館で収容された幕府軍兵士の中には自殺防止のために精神病患者のための拘束具をつけさせられていた者も多かった)

そんな彼も融合から一年半以上を経て新しい世界に慣れ、新しい世界に慣れるためにも父親と同姓同名の人物のつてでこの春から江東学園へ通い、父親と同じ北辰一刀流の剣技の訓練を受けていたのだ。

「ワシもまだまだだと思ってる…外人さんであんなに剣の上手い人が居るぐらいだからのぉ」
江東学園に入学してまもなく、ドイツ人で剣の強い奴が居ると聞いた嘉一郎はゼンガーに他流試合を申し込んだ。 結果はいいところまで持ち込んだものの、ゼンガーの強烈な一撃を脳天に喰らい一本負け。 「一の太刀を押さえ込めば勝利できる」と言う示現流の弱点を彼は実戦を通じて理解していたのだが、体格差と スピード、パワーともに勝るゼンガーを押さえ込めなかったようだ。 「道場剣術だと思って掛かったら負けた…剣は道場でしか知らなくても実際に戦場渡ってる人の剣ですわ」と後に述懐している。
「今日は調子悪いんじゃないのか?帰って休め」
「え?でもまだ…」
「そんな状態でやっても怪我するだけじゃ。悪いこと言わないからさっさと帰(けぇ)れ、先生には儂から言って置くから」
そういうと嘉一郎は強引とも言える勢いでシンジを連れ出し、ロッカールームへ追いやった。

「はぁ…」
寮にも戻る気になれず、シンジは中等部と高等部の校舎の間にある中庭でぼんやりと空を見上げていた。

巨乳ハンター。

アスカとレイが襲われて以来、さらに何名かの被害者が中等部、高等部の女子生徒に発生している。 しかし、彼女らは得てして何故か怒り狂うのではなく、むしろ喜んでるほどなのである。

「揉まれて気持ちよかった」
「初めて…イッちゃいました…」
「ウチ、辰也はん以外の人にもまれたこと無かったけど…その…気持ち良かった」

そのこともシンジのプライドを傷つけ、落ち込ませていた。
とどのつまり、アスカとレイも巨乳ハンターに乳を揉まれてイッたのだ。
で、被害者の証言で共通していたことは

「尋常でなくでかい乳の持ち主」
と言う事と
「やたら甲高い高笑い」

と言う事である。

「はぁ〜」

木刀を仕舞ったケースにもたれ、シンジは大きな溜息をつく。 出来れば自分が敵討ちをしたいところなのだが、自治委員会と教師たちの必死の捜索にも関わらず巨乳ハンターはあざ笑うかの様に 襲撃を繰り返しているのだ。 しかも、周りに男子生徒がいる場合は絶対に襲わない。 女子生徒でも武芸達者な特別護衛官が居るのだが、彼女たちは催涙スプレーやベークライト弾で拘束され、返り討ちにあうのが関の山であった。 護衛官を勤める生徒たちの癖をまるで知り尽くしているかのようなその戦い方から、巨乳ハンターは実は江東学園の護衛官ではないのか?と 言う推測を立てる生徒まで出る始末だ。 つまり、自分がどんなに努力したところで巨乳ハンターが現れないことには敵討ちも出来ない。

実際、シンジは毎晩アスカたちが襲われた箇所の辺りを歩いて待ち伏せしているのだが、一度も巨乳ハンターの姿を見たことは無かった。 自治会の巨乳ハンター捜査班にも加わりたいと申し出ていたが、シンジが重要人物であることを知る自治委員会のメンバーは彼に何かが有ったら大変と、首を縦に振らなかった。

「何溜息なんかついてるの?」
と、シンジに声をかけてきた人物があった。
声に聞き覚えがあったので応えながら振り向いたシンジは、その場で飲みかけたスポーツドリンクを噴出していた。
「イネスさん…なんですその格好は!?」
  シンジに声をかけてきたのは、江東学園大学教授でありナデシコ重力制御調査株式会社重役兼医療顧問でもあるイネス・フレサンジュだった。 シンジも江東学園編入以来、度々世話になっている人物であり、なじみの人物でもある。

が、シンジが唖然としたのはイネスのその格好だ。

イネスが白衣の下に着ていたのは
フリルの付いたスタンドカラーのブラウスに、胸をことさら強調するような作りのタイトなオレンジ色の超ミニジャンパースカート。
スコッチテープを張った同色のハーフエプロン。

シンジはその衣装に見覚えがあった。
まだGGGの世話になっていた頃、牛山に連れられて横浜のランドマークタワーに遊びに行った時に見た「アンナミラーズ」のウェイトレス制服である。

「なんでアンミラの制服なんか着てるんですか?」

「…理由聞きたい?」

「…遠慮しておきます」
イネスの説明を聞かされたが最後、気が遠くなるまで延々とやらされる…と散々ナデシコ関係者から半場怪談じみた言われ方で聞かされているだけにシンジは賢明だったといえる
「まぁ、簡潔に言えば私も巨乳ハンターとやらを見てみたかったと言うのも有るんだけどね」  
  意外にあっさりとした説明に、だから乳強調ですか。とシンジは内心ツッコミながらイネスを見る。

「それはさておきシンジ君。貴方、最近夜になるとよく出歩いてるわね?」
「え、えぇまぁ」
なんでこの人そんな事知ってるの?と内心シンジは猛烈に突っ込みたく成ったが、イネスへ突っ込んではいけないというゴーストの囁きに従い表には出さないで居た。
「ひょっとして巨乳ハンターを探してるとか?」
ぎくり。 思わずシンジは図星、を顔に出す。
「…はい」
隠し事をする必要も無い事だったので、おとなしくシンジは白旗を揚げる。

「…やはり男が探しても気づかれるんですかね…。一度も現場に間に合った事ないですよ…」

幾度も悲鳴と奇妙な高笑いに駆けつけてみると、そこには墨ベタの乳丸出しで恍惚とした顔の女子生徒と、あの時と同じ「この女巨乳性犯罪助長者、巨乳ハンター」と言うカード、そして夜空に木霊する「ひゅーほほほほほほほ」と言う高笑いが残されているだけだった。

その事を思い出してシンジは再び溜息をつく。

「多分ボクが女装しても気づくでしょうね、そういうのなら」
シンジはこの一年で肩幅も付き、背もそこそこ伸びて線の細さが無くなり、結構男らしい印象が付いてきた。 喉仏もでてきてるようで、声もやや太くなっている。
今のシンジが女装したところで、多分バレバレなのは目に見えてるだろう。

「何とかしたいんですけど、他の子に囮を頼むわけにも行かないし」
  そう言うと苦笑して頭を掻く。
「だけど、ボクは…何もしないで居たら自分も奴も許せなくなるから…」

時空融合以来「怒涛のおっぱい星人」と言う本性を覚醒させたシンジであるが、少々なりとも良心は残っていたようである。
  そのぼやきに対して、イネスはあっさりと応える。
「じゃ、私の研究室にいらっしゃい。方法があるわよ」
「は?」
  疑問に思う暇も無く、何時の間にやらシンジは大学教授棟のイネス研究室まで連れられてきていた。 殆ど電光石火、一体何を使ったのか猛烈に不安だったが
「聞いちゃダメだ」
と言うゴーストの囁きが彼を押しとどめていた。

「ま、まずこれでも食べなさい」 と言ってイネスが差し出した物体を見て、シンジは思わず絶叫した。
「ナンですかこれは!?」
その怒声交じりの疑問に、イネスは失礼ね、と言った表情をして応える。
「何って、信玄餅よこれ」
「信玄餅!?」

イネスが差し出した皿の上に載っていた「信玄餅」は、本来のきな粉をまぶしたキューブ状の葛餅ではなく、普通の天然食物では絶対ありえない 毒々しい青色と赤が白い餅を彩っていると言う異常なモノであった。  もし、シンジが本物の信玄餅を知っているので有れば絶対食べようとしないだろうが、悪いことにシンジは本物の信玄餅とはどういうモノなのか全然知らなかったのである。これが後々の喜劇悲劇につながろうとは思いもしないだろう…。

「信玄餅…ですか」
その異様な外見に圧されながらも、シンジ信玄餅を手に取り、口に運ぶ。
が、次の瞬間。

「うゲぁパップッぐるううぐッッッ!?!?!?」

想像を絶する味が舌から脳天、そして足の先まで駆け巡り、言葉にならない絶叫が口から飛び出す。
しかも悶絶した勢いで、何故か吐き出せず飲み込んでしまったのだ。
「ひ、イネスさん。水、水を…」

想像も絶するその衝撃を和らげようとシンジは必死でイネスにすがる。
「はい」
差し出されたのは飲み物としては異様な印象を与える、コップの上に蜃気楼すら浮かんでいる奇妙な液体である。
だが、錯乱しているシンジはそれを確かめもせずに一気に流し込む

直後。

「!」

先ほどのそれに輪をかけてすさまじい味が舌を、のどを、食道を蹂躙し、一気に気が遠くなる。 先ほどの信玄餅が味覚の暴力だとすれば、この液体はまさしく味覚の強姦、いや輪姦と言って良い。

その衝撃にシンジの精神は耐え切れず

「オクレ兄さんっ!」

の一言と共に彼は意識を手放し、第2宇宙脱出速度でロケットダイブしていった。
「凄いわね…両方とも。特にこのジャム入りドリンクはもはや「混ぜるな危険」。艦長たちの信玄餅以上ね。…まぁ艦長たちのもアニメそのものの毒々しさだしねぇ」

イネスはそういうと、冷蔵庫の中を覗き込む。
そこには異様な印象を与える、手作りと思しきラベルに一言


「謎」


とだけ印刷された、オレンジ色をしたジャムらしき物体が入っている怪しげな瓶と

「クスハ特製」

と書かれた奇妙な色合いの液体の入ったペットボトルがあった。

「こっちの方は使うまでも無かったか…」

そういうともう一つ、ラッピングされたパフェグラスを取り出す。 何故かそれには、チャーハンが入っていた。

「想像も絶する味みたいだけど…ね」

…夢を…

…夢を見てる…

 …怪しい夢を…

  信玄餅は青くて赤くて…

    …ロシアンティーは眠気でなくて恐怖を誘う薬…

     …疲れ果てた私、貴方の幻をあいしてた…じゃなくって!



オレンジ色した悪夢から、半ば強引にシンジは目を覚ます。
どうやら江東学園の医務室のようだ。

「全く、何があったんだ…」
と呟き、起き上がりながら頭を掻く…はずが、何故か手がありえない位置で髪の毛に触れる。
「へ?」
何故か、胸の辺りに重いものがぶら下がってる感触がある。

恐る恐る、胸の辺りに手を触れてみる。

むにゅん。

手が触れたという感触が、やわらかいものを揉んで見たという手の感触が伝わった、しかも、かなりでかい。
「ま、まさか…」
恐る恐る股間に手をやる。ご丁寧に高等部制服のスカートとオーバーニーソックスをはかされ、下着まで女物にされていた。

「…あ、ついてる」
なじみのある「一物」の感触が股間には有った。

「シンジ君、調子はどうかしら?」
安堵の溜息を付くと、医務室を仕切るカーテンが開き、イネスが顔を出すと手に持っていた鏡をシンジに渡す。
恐る恐る鏡を覗き込むと、そこには見事なロングの黒髪に白いカチューシャが映える美少女の姿があった。

「こ、これが、わたし…。じゃなくって!イネスさん!一体なんですかこれは!!女子の制服まで用意して!…しかも下着まで女物を…」
イネスの差し出した鏡を見たシンジは、一瞬見とれた後思わず大声を上げて抗議する。 その声は何故かトーンが高くなり、まるっきり女声だ。

「…シンジ君が女装した状態で巨乳ハンターを誘いやすくしただけよ」
「…はぃ?」
あいた口がふさがらない、とばかりにあんぐりと口を開いたままシンジはイネスを見る。

「第2次世界大戦当時に設立された日本の民間スパイ養成機関が、特殊な変装術を知っていてね。それだと顔だけじゃなく骨格まで自在に変えられて簡単に異性に化けることも出来るほどなのよ。まさかシンジ君みたいな素人でも簡単に施せるとは思わなかったけどね」
  そういいながら笑顔のポーカーフェイスで、イネスはうれしそうに笑う。

「まぁ、すね毛の処理はちょっと大変だったけど。最近毛深くなってない?」
「はぁ…」

「あと、意外と立派なのを持ってたのね〜。しっかり剥けてたし」

…不覚。
もはやシンジは
「もうお婿にいけない」
としか言葉が出なかった。

シンジは今すぐおかすぃですよイネスさン!とイネスを問い詰めたいところであったが、今イネスに対して感情的に向かった際の危険性を直感的に感じ取っていたため、黙り込むしかなかった。

「要するに、これでボクは巨乳ハンターと戦える可能性が増えた。って事ですよね?」
  思いっきり疲れた声で、シンジはイネスに問う。
「えぇ」
イネスは満面の笑みを浮かべ頷く。
「それだけじゃないわ。確実に勝ちたいんでしょ?」
「はい」
もはや破れかぶれとばかりにうなづく。

「なら、コレを持って行きなさい」
イネスがそう言って取り出したのは、万年筆ほどの大きさをしたプラスチック製のカブセルだった。
「これは?」
中には何かの結晶体らしい粉末が入っていて、光の当たり方で不思議な色合いで光っていた。
「江東学園(ウチ)が市井に下りてる科学者たちを集めてるって話は聞いたことあるわよね?」
「はい。この春あたりから見慣れない先生方が増えたな〜と思ってましたけど」
ならば話は早い、とイネスは続ける。
「その中に物理学上ユニークな発見をした人が居てね。それがその人の発見した素粒子を純物質化したものよ」
「素粒子の物質化?」

と、延々とイネスの説明が始まった。
「で、一体なんなんですこれは?」
「物理学法則が平行世界では微妙に違っている、と言う仮説があったけど、これはある意味それを実証するようなものね」
「はぁ」
「何でも、とあるエネルギー素粒子を純物質化したものだそうよ。この素粒子の運動の違いで少なくとも原子力・ 中性子・そして磁力線エネルギーの3つは統合できるそうだから」
「原子力に中性子に磁力線ですか?」
  なんでその3つなのか、物理に疎いシンジ(まぁ中学生だからしょうがないが)は理解できなかった。

「で、この素粒子がどういう効果が有るんですか?」
一体巨乳ハンターとの戦いでその素粒子が何の役に立つのか、シンジには皆目検討付かなかった。
「この素粒子を物質化した状態で人間の男性に投与すると、身体能力が強化される…ありていに言うと超人になれるのよ」
「超人…ですか」
『超人』がどういう意味で超人なのかが気になるが、強くなれると言うのならぜひとも欲しかった。 自分の腕も力もまだ未熟だ、だからこそ強くなれるのなら悪魔とでも契約したいとすらシンジは思っていたのだ。
「で、どう使うんですか?」
イネスからカプセルを受け取りながら、シンジは早速使い方を聞く。
「それの使い方は…まぁ粘膜なら何処でもいいんだけど、一番効率が良いのは…」

イネスの説明を聞いて、今まで散々あいた口がふさがらない思いをしてきたシンジだったが、今度こそ正真正銘顎が外れていた。
「そこが一番効くんですか?」
「一番と言うか、この粒子を発見した人いわく、偶然そこに粉末が入ってしまったら変身してしまったそうだからね」
必死で顎を元に戻し、呆然としたまま放ったシンジの質問に、イネスは笑顔で答える。
「………」
あっけに取られた表情でシンジはカプセルを見つめる。 なんで、どうしてどういう経緯でそんなところに粉末が入ったのか? 考えれば考えるほど訳がわからなかった。

「判りました。ありがたく使わせていただきます」
そういうとシンジはカプセルをブレザーのポケットにねじ込み、ベッドから降りると傍らに有った木刀のケースを取り上げた。
「ま、がんばってらっしゃい。多分巨乳ハンターは…」
そういうとイネスは傍らに有ったPCに江東学園高等部及び中等部・初等部高学年の全女子生徒の中から大きなバストの持ち主のみを ピックアップした表をExcelで表示させる。
「小学生にも被害が出ていたんですか?」
「時空融合の関係かしらね、今時小学生でもスタイルの良い子は居るものよ」
「羨ましい話と言うかナンと言うか…」
  セカンドインパクトで日本人の体格が一時的に悪化していた世代であるシンジに取っては凄いとしか言いようの無い話である。 セカンドインパクトが無かった世界では、12歳にして84cmEカップと言う信じられないバストを持つグラビアモデルがいたほどなのだが。
  …余談だが、ここでシンジが某ザッショノ学園に居る小学生にしてバスト111cmの女子生徒を見たら、多分絶句するであろう…。

「多分、今夜辺り襲われそうなのは…高等部のこの子とこの子ね」
「判りました。今どの辺りに居るんでしょうか?」
「こことここね」
  そういいながらイネスはPCの画面に江東学園の全域図を示し、襲われそうなエリアを示す。

「ありがとうございます! で…すみませんが…」
  シンジは深く礼をし、その後言葉を切る。
「何」
「あの、何か下に履くもの無いですか?流石にスカートで女物のパンツだと下がスースーして…動きにくいんですけど」
  そういって言葉を濁すようにもじもじとする。 江東学園の女子用制服のスカート丈は、特殊な事情をのぞいて90年代後半基準のひざ上15cm前後である。 それとオーバーニーソックスの組み合わせだ。普段は絶対領域ハァハァなどと言っているが、いざ自分が着るとなると流石に…である。
「仕方が無いわね…」 そういってイネスが差し出したモノを見て、シンジは絶句した。

「こ、これは…」

イネスが取り出した物体は、
紺色のジャージ素材で出来た前閉じブリーフのようなモノ。

ブルマである。

女子用体操服の王道。

ブルマである。

「短パンか、せめてスパッツとか無いんですか?…男にブルマ履けなんて、まるっきり変態じゃないですか!?」
  思わず赤面し、苦虫を噛み潰したような顔で文句を言う。

「残念ながらそんな中途半端なモノは無いわ。それでもまだ良い方だと思わなきゃ」
  何故かうれしそうな笑顔を崩さぬまま、イネスはコロコロと笑う。
「で、でも…」
「大丈夫よ今のシンジ君なら、見た目は本当に女の子だし」
ぴしっ。
  イネスのその言葉は、シンジを愕然とさせる。 先ほど一瞬だけだが見とれたのを見られていたのだ。

『こ、殺したろかこの年増クソマッド!』
  やり場の無い怒りと悲しみ、羞恥心はシンジを逆ギレさせた。
「判りました…履くから後ろ向いてくれませんか?」
が、シンジはそれを悟られまいと青筋を立てながらも勤めて落ち着いた口調でイネスに頼む。 イネスが後ろを向くのを確認したシンジは傍らに有った斬馬刀サイズの木刀を取り出し、イネスの後頭部目掛けて一撃。
「チェストォ!」
「おふぅ!」

  何故か口からキラキラと光るものを撒き散らしながら、イネスは倒れる。

そのままイネスの後頭部を執拗にドツキ回したシンジだが、ふとPCの画面を見て驚いた。
「やば…もう時間が無い!」
  ターゲットと成る高等部の女子生徒二人と、巨乳ハンターらしき人物をそれぞれあらわす点がどんどん接近していた。 もう、ロッカールームから体育用の短パンを取ってくる暇は無い。 自分が本来着ていた男子用の制服と下着はイネスが何処に隠したのか、見当たらないのだ。

「……」
  机の上のブルマを手に取り、まじまじと見つめる。

「パンツだけよりはマシか?」
  だが、立ち止まる。 女の体格になり、女装しているとは言え男としてコレを履いて良いのか? しばし考え込むが、PCの画面上の点が重なろうとしているのに気づき、シンジは決意した。
「えーい!こうなったらヤケクソだ!」

  思い切ってブルマに脚を通し、一気にスカートをたくし上げ履いてしまう。

蒸着!

…。

…。

…。

「…あ…。このフィット感、喰い込み。結構良いかも…」
 
一瞬そう思いうっとりとする。

「…癖になりそう…じゃなくって!」

恐ろしい事を考えていた自分に自己嫌悪と恐怖を覚え、思わず頭を振り、頬を叩いて気を取り直す。 もはや時間が無い。
  丁度良くイネスのPCの脇にあったゴム弾装填のアーウェン37グレネードランチャーを引っつかみ、シンジは研究室の外に駆け出した。

「あ〜!ブルマきつっ!」

誰も居ない廊下で、走りながらシンジは一言叫ぶ。 後には後頭部に巨大なたんこぶを多数作ったイネスの姿があるだけであった。

なお、シンジが信玄餅(?)を口にして奇声をあげたのとほぼ同じ頃、融合前は月との窓口があった某地方都市のある家で月からホームステイしてきたという『月王国の王女』が
「-Gun道-MUSASHI」
を視聴中に同じ奇声を上げて部屋に有った大量のガンプラ(注1)を破壊しながら卒倒して病院に担ぎ込まれたのが、本編の流れとはまったく関係ないので詳しいことは省略しておく。

同じ頃。
  巨乳ハンターことキリヤマ・マナは何処で用意したのか、PDAで江東学園女子身体測定データから作成した巨乳リストを元に選び出した獲物(笑)を高等部女子寮に近い植え込みに隠れて確認していた。既に巨乳ハンター装備は着用済み、今宵も狩りの支度は万全である。

「…高等部ゲスト、前原由真。B89E。身長160cm…。同じく高野詩織…、B93F。身長170cm…。良いターゲットね」
  植え込みに隠れ、偽装シートを頭から被りゴーグルに内臓されたディスプレイにPDAへ移していた「江東学園全巨乳リスト」を確認している。 本来ならアスカとレイへ復讐するだけだったのに、何時の間にやら巨乳の生徒を襲ってパイ拓を取ること自体が彼女の目的と化していた。

ものの見事な「本末転倒」っぷりである。

『・・・目標補足…後20mぐらいね…』
  マナは巨乳との戦いを繰り広げる中で、「巨乳と貧乳では足音が違う」と言う事を理解していた。 例えブラで固定していても、巨乳は僅かながら乳が揺れる音が混じっているのだ。 同じ体重でも貧乳と巨乳では、この乳の揺れる音が足音に混じるために明確に判る。しかも今回はEとFの二重奏だ。 明らかに巨乳の歩く音が、地面に付けた聴診器越しにマナの耳に伝わっていた。

『そろそろか…』
  足音がより近づき、相手の耳にも確実に自分の声が届く距離になったと思ったマナは、一つ大きく深呼吸をすると
「ひゅーっほほほほほほほほほほほ!」
  もはや普段の笑い方にこれが出ないかと不安に思うほどになっているあの高笑いを張り上げた。

「げ!巨乳ハンター!?」
そのけたたましい怪鳥音じみた笑い声を聞き、水泳部の交流のため江東学園へ来ていた前原由真は顔をゆがめた。
「やっば…。逃げようか?」
「だよね…。パイ拓採られたくないし」
  共に来ていた同じ部活の高野詩織と声を合わせ、とにかく走り出す。 街灯の少ない一本道だが、急いで走れば走り抜けられる…と思ったのだが遅かった。

「ひゅーほほほほほほ!!巨乳ーぅハンタぁ〜! 
  でっかい乳にはお仕置きよっ!!」

二人の進路をふさぐようにして、もはやモンタージュで学園の生徒たちは初等部から大学に至るまでおなじみとなった赤いボディスーツの 怪人が立ちはだかっていたのだ。

「…!」
「他の学校からゲストで着た貴方たちには悪いけど、そのデカイ乳を競泳水着一丁でさらけ出してる様は万死に値する!よってこの巨乳ハンターが制裁してやるわ。ひゅ〜ほほほほほほほほほほほほほほほ!!」
「あの、私はマネージャーだからそんな事は…」
「シャーラップ!そんな言い訳通用しないわよ!」
と、訳がわからなくなって言葉を返した詩織の言葉をマナは一刀両断する。
「と、言うわけであんたたちもさっさとパイ拓取られなさいっ!」
と、マナが叫んで鞭を振り上げた瞬間。

「させるかぁーっ!」
と言う男とも女とも付かぬ声と共に、一陣の黒い影がマナの背中から体当たりを仕掛けた。

(ここからのBGM「Good By My Master」(「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」より。))

そのままもつれ合った人影は道から外れて芝生の上をごろごろと転がると、数メートル離れて止まる。
と、突き飛ばした影がバッと巨乳ハンターを突き放すと、二人の前に戻ってきた。 良く見ると江東学園高等部の制服を着た長い黒髪の女子生徒だ。

「二人とも、怪我はない?」
その女子生徒は木刀とグレネードランチャーを持ち、注意深く巨乳ハンターを見据えていた。
「え、えぇ…」
気おされるように、由真が答える。

「ここはボクに任せて、早く離れるんだ!」
「貴方は?」
「ボクはコイツと戦う。先生でも護衛官の人でも誰でもいいから呼んで来て!!」
「え、えぇ」
と、二人はその女子生徒の言うままに駆け出していった。

「…良かった…」
と、駆けて行く二人を見てシンジは内心安堵の溜息をつくと、巨乳ハンターに向き合い叫ぶ。
「立てよ、巨乳ハンター。ボクはあんたを倒して仇を討つんだ…そのまま倒れているんじゃないよ!」

「…ずいぶんな事言ってくれるわね…。人を体当たりでふっ飛ばしておいて…」
  ようやく起き上がった巨乳ハンター…マナはその女子生徒の挑発的な口調にカッとなり、鞭を構える、が。
『…結構乳でかいんじゃないの?この子…。Eぐらいはあるかも』
  目の前の女子生徒が巨乳である事を確認したマナは、舌なめずりして口元に哂いを浮かべた。

「笑うんじゃないっ!」
巨乳ハンターの笑いを見て、カチンと来たシンジは持っていたグレネードランチャーをマナへ向けて発射する。が、余裕が出来ていたマナはその弾をかわすものの、次の瞬間ボンッ!!と派手な音を立てて弾は煙をもうもうと上げ始めた。
「げ、発煙弾!」
  これはシンジにとっても、マナにとっても意外であった。

もうもうと立ち込める煙からあわてて二人は逃げ出す。だが、二人が逃げ出した方向は事もあろうに一緒だったのだ。 だが、マナはゴーグルに装備していたノクトビジョンである程度シンジの位置をわかっていたのに対して、シンジは完全な盲目状態で 煙の中をがむしゃらに走っている。

この状況なら本来であればシンジの位置を判っているマナの方が有利のはずだが、がむしゃらに走っていたシンジはマナが姿勢をとるより先に またもや勢いをつけたぶちかましをかけていたのだ。
「はふぅ!」
  シンジの体当たりを食らったマナは再び吹っ飛ばされ、地面に転がる。 同時にスモークの範囲から逃れられたのでもあるが…。

「はぁ、はぁ、はぁ…。巨乳ハンター、なぜこんな事をする!」
「こんな事をしたのはあんたでしょうが!」
幾分遅れてスモークの中から脱出したシンジは、涙を拭うと目の前10メートル先にいたマナへ声を荒げた。

「違う!なぜ巨乳の生徒ばかり襲ってパイ拓なんて取るんだ!たとえ全ての巨乳を狩っても、男は巨乳を求め続けるぞ!」
シンジは、一人シリアスであった。
「世の巨乳女は、貧乳を貶めることしか考えていない!だから殲滅すると宣言した!」
「エゴだよ、それは!」
  シンジはそう叫ぶと木刀を振りかざし、巨乳ハンターに切りかかる。
だが、木刀と鞭ではリーチの違いが圧倒的であった。

「ぐあっ!」
  鞭で腕を叩かれ、シンジは思わず立ち止まる。
「この巨乳ハンターが悪の巨乳を成敗してやろうと言うのだよ!」
「巨乳ハンター…情け無い奴…!」

 

その言葉を聞き、マナは黙ったままグレネードランチャーをきりつけようと駆け寄る女子生徒目掛けて発射する。
「がっ!」
  火薬を強装にした強化型だ。シンジは避けられず喰らい、大きく吹き飛ばされると地面に転がった。
シンジは立ち上がろうとするが、当たり所が悪かったのか何故か立ち上がれない。
『…!!ちくしょぉ…』
「護衛官だか何だか知らないけど、この程度ね…」
立ち上がれずもがく女子生徒を見て、マナは口の端を釣りあがらせるともう一発ゴム弾を打ち込む 喰らった女子生徒はびくん!と体を跳ね上がらせると本当に動かなくなってしまった。

「神様…ボクは…なんて無力なんだ…」
  ぼやけた視界に巨乳ハンターが不気味な動きで近寄ってくるのが分かる。
だが、シンジはもう動けなかった。否、動くことが出来なかった。



このまま、負けてしまうのか?

嫌だ!

いやだ!

イヤダ!

 

シンジはすべての力を奮い起こし、必死にもがく。
と、そのときブレザーの胸ポケットに感触があった。
『シンジ君、いざと言うときはコレを使うと良いわ』
  それは無理やり女装させられた時、イネスに渡されたカプセルだった。

「…そうだった…僕にはまだ力がある!」
  シンジは持てる力を振り絞り、のろのろと起き上がる。 その光景を見て、マナは口元をゆがませた。
「……まだ立ち上がれる気力が有ったか…まぁ良いわ、その生意気な胸をさっさとパイ拓にしてあげるわよ!」
 

そのとき、立ち上がったシンジの視界に遠くアスカとレイらしき人物の姿が見えた。

『アスカ…レイ…ごめん…ボクは…』

  シンジはキッと巨乳ハンターをにらみつけ、内ポケットからカプセルを取り出すと叫んだ。
「ボクは人間をやめるぞ!アスカぁーーっ!!」
そのままの勢いでカプセルの栓を親指で弾き飛ばし、スカートの後ろをたくし上げると一気にパンツの中に中身をぶちまける。

巨乳ハンター…マナは目の前の少女が突如変な事を叫び、謎のカプセルをパンツの中に流し込んだ 光景を見て思わず立ち止まる。
「な、何?人間やめるって何?」


 

そんなことをお構いなしに、目の前の少女はなぜか額に脂汗を浮かべ、引きつった表情で七面鳥のごとく顔を赤くしたり真っ青になったりを繰り返している。
その光景はさしものマナも思わず引かずに居られない物であった。

「う…あ、あ、あ、あ、あぢぢぢぢぢぢぢぢぢぢ!」

『超人的な力が出せる」とだけ言われていたシンジは、「力が欲しい」と言う欲求のままに言われていた使い方…
尻の穴に出来るだけ多く粉がたまるように、の言い方を守ってパンツの中に粉末を流しこんだのだ。

途端尻の辺りからすさまじい衝撃が上がってきたかと思いきや、猛烈な熱さがシンジの尻に走る。
「オアちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ!あっっちっちっちぃ〜!!」

  ブルース・リーの怪鳥音ばりの悲鳴をあげ、尻からもうもうと煙を上げてシンジは辺りを走り回る。 その勢いたるやどっかんターボ仕様のスカイラインRS−Rにニトロを突っ込んでさらにロケットブースターを 追加したかのごとき。 速く尻を水で冷やさないと尻を大やけどしちゃうよ!と思うのだが、あいにくその場所は水場からは遠かった。

それでも必死に走ろうとしたシンジだったが、なぜか走っているうちに地面が自分に近づいている事に気づいた。 なぜなんだろう、と思う暇も無く次の瞬間全身に衝撃が走り、体はびくりとも動かなくなった。

「…何があったのよ、いきなり…」
  目の前で繰り広げられた奇怪な騒動にいささかあっけに取られ、マナは呆然と目の前に倒れている少女を見詰めた。 彼女は相変わらずびくびくと痙攣しているが、どうみても気絶しているようである。 だが、第3新東京市のG・I教授がもしこの場に居たならば、思いっきりサムズアップして力説していたであろう。
「大丈夫!シンジ君がウチの真嗣と同じ六分儀の男なら、この程度でくたばりはしない!
六分儀の男は代々ケツメドが強い事が自慢だからな。 何せ六分儀家の初代当主はだてに新宿二
(以下自主規制により削除 byこばやしみちとも)」

 

さらにその妻Y・Iも追い討ちをかけるように
「だから、源道さんの家は痔主が居ないのよね。うちのお父様は痔で悩んだクチだったから」
  と言っていたに違いない。

「まぁ良いけど、どうせ気絶してるだけなんだから…。悪いけどパイ拓とらせてもら…」
  と言いながら彼女に近づいたマナの視界に、少女のまくれ上がったスカートの中から、奇妙な物体が顔を覗かせているのを見つけた。
汚いなぁ…まさかこの子お漏らししたの?と思い顔を背けようとした瞬間だった。
突然その奇妙な物体が意思を持ったかのようにブルマとパンツを破り膨れ上がったかと思いきや、少女の体全体を覆いつくしたのだ。 まさにその質感は人間の粘膜そのものであった。

グジュルグジュルと気色の悪い音を立ててしばらくその物体は少女の全身を覆ったまま蠢き続ける。 と、一言聞き覚えのある声ではっきりと叫びが聞こえた。

「肛着っ!」
  その声が響いた瞬間、全身を覆っていた物体は急激に収縮して人の形を取り、まるで筋肉の様な形で撒きつき始める。 それが引き締まった筋肉質の男性のシルエットを形作った瞬間、閃光が辺りを満たした。

「うぉっ まぶしっ!」
  幼年学校で鍛えた戦闘術のおかげか、瞬時に指を遮光器代わりにして目を保護したマナであったが、その閃光は それを持ってしても光の源で何が起こったのかわからなくなるほどであった。

しかし、閃光が収まり再び闇が辺りを制し始めると、マナは目の前に立っている人らしきものの姿に驚愕する事となった。

それは

全身をつややかな血色の良い肉色ピンクの筋肉質の粘膜と灰褐色(ココア色)のプロテクター状の粘膜で覆い
頭に肉で出来たラフレシアの花びらの様なものを載せ。
肛門そのもののようにすぼまった口を持つ。

  眼光鋭い、肛門と直腸がそのまま人間の形になったような容姿の怪人であった。

 

一度気を失ったシンジで有ったが、混沌とした意識の中でひらめいた言葉を叫んだ瞬間、今までに無い清冽な快感がみなぎり、続いて自分の肉体に秘められた力が爆発したように感じた。 そのエネルギーの噴出を抑えずに、彼は叫ぶ。
(B.G.M 「悪を断つ剣」第2次スーパーロボット大戦αより)

「超!」
  右の拳を突き出し、相手に挑みかかるようなファイティングポーズ。
「感!」
続いて左の拳を突き出し、右を引いて拳法の構えに近い形を取る。
「覚ッ!」
  ぐるりと体を回し、構えると新たなる名前を、魂(ゴースト)の囁きのままに名前を叫んだ。
「アナルマン!」

 シンジの身体はミュータント化し、異常増殖した肛門の粘膜細胞に一度は完全に食い尽くされた。 だが、様々な経験を経て成長し、同時にアスカとレイの仇を討つと言う意思に支えられた彼の精神は逆に粘膜細胞をてなづけ、ついにはANALの力を身につけた超人へと姿を変えた。

  そう、ここに新たなる超人、超感覚A.N.A.Lマンが誕生したのであった!
  アナルマンとなったシンジは、自分の体と感覚すべてが拡張され、情報が膨大に流れ込む感覚を心地よく感じていた。 その感覚のままに、拳を天高く突き上げ再び彼は裏切り者のそしりを受けそうな声で叫ぶ。

「アッナール!」

ガビーン!

「な、なななななな…なに?」
  あまりの光景に、マナはうすた調に固まってその場にぺたんとへたり込んでいた。 また同時に、目の前でアナルマンとか言う怪人に変身したのがシンジであると言うことも彼女は直感的に理解していたのだ。

「し、シンジ君…?」

  思わず素に戻ったマナは恐る恐る尋ねる。

「黙れっ!私は碇シンジなどではないっ!!」
  マナの言葉にシンジ…もといアナルマンはらしくない勢いで中指を立て答える。

「そして聞け!我はアナル! 超感覚A.N.A.L.マン! でかちちハンターなんぞを身内に持った覚えはない!」

  シンジはなぜか、彼に剣術を教えている人物の一人の名乗りの様に叫ぶ。

「キャラ変わってる〜っ!」
ますますうすた調で絶句するマナ。
思いっきりバカにされたはずなのに、その前に性格まで変わってるシンジにマナは絶句し

「やばい、太平洋だ!」

何故か反射的にこの台詞を叫んでいた。

「もはや問答無用、死んでもらうぞ巨乳ハンター!!」
  シンジもといアナルマンは頭の上で手を「ぱぁん」と打ち、びしぃっとマナを指差す。
「は…勝負?はっ、あんたも私の邪魔をするのね!?」
  その言葉にマナは我に返り、ムチを手に取り戦闘姿勢を取る。

だが、シンジ…いやアナルマンの行動はマナの予想を遥かに超えていた。
「イエロー・ソード!」
  唐突にアナルマンが尻に手を伸ばし、叫んだかと思いきやその手には「にゅるん」と言う音とともに黄色く光る木刀の様なものが握られていた。
その木刀らしきものを青眼に構え、アナルマンはじわりとマナを睨みすえる。
(ここからのBGM:「CrossWise」T.M.Revolution(「戦国BASARA」主題歌))

  もはや、今のシンジはコーヒー牛乳を飲んで右の鼻の穴からコーヒー、左の鼻の穴から牛乳を出すぐらい朝飯前に強いのは事実であろう。 反対にマナは、シンジが握る刀が何処から出てきたのかが気になっていた。

「…覚悟は良いか?」
「…良く言う…」

 

お互い、一瞬の隙を狙い武器を構える。
マナの方がリーチは長いのだが、同時に今のシンジ相手ではムチを掻い潜り懐に飛び込まれる危険性も彼女は理解していた。

二人の巻き起こる気迫を感じたのか、何処かの樹上で夜の眠りを貪っていた鳥が一斉に飛び立つ羽音が聞こえた瞬間。

「キョェエェェィイッツ!」
「ホェェェッ!」

  それを合図に、二人は言葉ともつかぬ奇声を上げて飛び上がる。
マナの鞭がアナルマン目掛けて動くが、アナル粒子の力で拡張されたシンジの感覚はその動きを完全に読んでいる。
『…右ッ!』
鞭の切っ先を見切り、あえて横ではなく前に向かって切っ先を避ける。
「やはりっ…」

「先生!早く来てください!」

とりあえず戻り、対巨乳ハンター体制の警戒を続けていた教師を連れてきた由真は、目の前の戦いを見て驚愕することとなった。

「凄い…!あの二人、落ちながら戦ってる!」

避けられることはマナも予想していたのか、鞭の方向を変えると手首のスナップを効かせて軌道を変える。 だが、アナルマンの動きは予想以上に速い。

「はぁぁぁっ!」
  絶妙な角度で懐に飛び込んだアナルマンは空中回し蹴りを巨乳ハンターのわき腹に決め、グレネードランチャーをマナのどてっ腹に叩き込む。
「ぐふぅっ!(抜かった…こんな無手勝流の敵にやられるとは…)」
  剣戟の勢いそのままにマナは地面にたたき付けられ、よろめきながら起き上がる、が その視界をふさぐようにアナルマンはイエローソードを上段に構えたまま猛烈な速度で落ちてきた。 それはこのまま額に喰らえば、幾ら刃の無い木刀とは言えど頭蓋を叩き割られて死んでしまう勢いだ。

「そのふざけた仮面を引っぺがして正体暴かせてもらうゥッ!アぁナル・全開アタァァァァァーックゥ!」
「きゃぁぁぁぁぁっ!」

  アナルマンのイエローソードがマナの額…顔を覆うゴーグルを砕こうとしたその時…。

マナは覚醒した。

脳裏で白い男児用ブリーフが落ちて来て、煌きながらぱちん、と割れた。

「遅い!」
「んぐほおおぅ!?」

  神速の速さで振り下ろされるイエローソードの切っ先を瞬時にかわしたマナは、倒立するような姿勢でアナルマンの顔面に蹴りを叩き込み、そのままの勢いで体操の床運動もかくやの後転を決め、アナルマンとの距離を取る。
 

アナルマンは全身が強化された肛門の粘膜で覆われるため、実は外部からの刺激には常人よりも弱い。 事実、マナの両足蹴りを顔面に食らった瞬間、想像を絶する激痛に襲われていた。 激痛のためにめまいを覚えながらも、何とかシンジは踏ん張り、イエローソードを構えなおして巨乳ハンターを見据える。 だが、その隙に巨乳ハンターは信じられない勢いで間合いを縮め、残像現象を残す勢いでムチを振り回していた。
「おーほほほほほ、無駄な抵抗はおやめなさい。貴方なんかがあたしに勝てる分けないでしょう?」
  そう言いながら巨乳ハンターの動きはだんだんと人外染みた不気味なものに変わっていく。

『一体何があったんだ…こっちの太刀筋をいきなり読んだみたいに…。ん!?』
  必死にムチを交わしながら巨乳ハンターの隙を突かんと見つめた瞬間、彼は奇妙な物体が転がっていることに気づいた。

『これは…なんかおっぱいみたいな…一体…?』
  その物体を拾い上げたシンジはそれが一体何なのかうすうす気づいた。

『……"おっぱいボール"?』
「限りなく本物のおっぱいの感触を再現しました」という文句で一部で話題と成ったアイテム

「おっぱいボール」

それも直径20cmと言う超特大サイズである。 なぜか先ほどまで巨乳ハンターが居た場所にはそれが転がっていたのだ。

恐る恐る巨乳ハンターの胸元に目を向けたシンジは、そこに驚愕すべき事を発見した。

 

巨乳ハンターのボディースーツの胸元が先ほどの剣戟で切れたのか破け、胸が見えている。 その胸は、限りなく見事な関東平野。
ハワイの巨大望遠鏡「すばる」の反射ミラーのごとく

ぺったんこ。

であった。

『き…巨乳ハンターの乳は…偽者だったのか?』

思わずシンジはおっぱいボールを手にしたままその場に凍りついた。

巨乳ハンターはぺったんこ。
巨乳ハンターはナイチチ。
巨乳ハンターは偽巨乳。
巨乳ハンターは…。

フリーズしたシンジの脳内で巨乳ハンターが

つるつるぺったんこ。

であった事の衝撃が言葉となってぐるぐると回っている。

そのぐるぐると回り続ける言葉は、シンジの心を一つのベクトルへと纏め始めた。
「ひゅーほほほほほほ!無駄ムダむだMUDAぁっ!」
マナはアナルマンに止めを刺さんとグレネードランチャーでゴム弾を連射する。 が、 その弾はアナルマンに当たる前に全て砕かれた。

「え?」
  一瞬、マナは何が起こったのか理解できなかった。 粉々に砕け散ったゴム弾の破片が一瞬の風に吹かれ、飛び散る。

「…ったな…」
  まるで呪詛するように、アナルマンはつぶやく。
「裏切ったな…僕の気持ちを裏切ったな…」
その光景を「気」を見る事が出来る人間が見れば、オーラがアナルマンの全身を炎のごとく包んでいるように見えただろう。 今、アナルマンはマナの放ったゴム弾を一瞬にして砕いたのは確かだった。 その証拠に、両手には6本の黄色い木刀がつややかに光っている。

「どうせあんたなんかが私には勝てないのよ…。
こんどこそ呆けさせてやる!あの巨乳女のようにね!」

 にやり、と含み笑いしてマナは再びムチを振りかざす。が、
そのムチがアナルマンを捕らえたかに見えた瞬間、ムチは細切れに切り裂かれ宙を舞う。
ムチを6本のイエローソードで瞬時に切り裂いたアナルマンの目は、これ以上無い怒りに染まっていた。

「あの、巨乳女のように……

  アスカの
ことか…?」


そうアナルマンは冷静な口調で一言呟き



「アスカの
ことかーーーーー!!」

 

次の瞬間激怒した口調で叫び朱金のオーラを爆炎のごとく立ち上がらせ、全身を黄金に輝かせた。
(ここからのBGM:「燃え上がれ闘志〜忌まわしき宿命を越えて〜」(「機動武闘伝Gガンダム」BGM)

「オレは怒ったぞぉぉぉぉっ!」 

「ドラゴンボールかあんたはぁぁぁぁぁぁ!」 

あまりの光景に再び素に戻ったマナが叫ぶ。
なお余談だが、このとき何故か帝国華撃団所属女優のK・K(年齢23歳)が盛大なクシャミを放ったそうである。
「そーいえば、前にクリリンの声マネしたらそっくりだっていわれたね、あたしは」
だそーな。

アナルマンは精神状態がある極限に達すると、ANAL粒子が活性化し、全身が黄金に輝く「黄金(ゴールデン)モード」へと変化する。
その光景はまるっきりドラゴンボールの超(スーパー)サイヤ人かGガンダムのスーパーモード。 しかも立ち上るオーラは全身の活性化したANAL粒子を舞い上がらせ撒き散らし、まさに金粉ショーである。

「ゴォォォるデン・ソぉード!」
黄金のオーラを放ちながら6本のイエローソードを捨て、後ろを向いたアナルマンは、尻の穴から「にゅるるん」と言う音と共に 黄金に輝く巨大な木刀のようなものを取り出し、振り向くと同時に構え、刀身に黄金のオーラを纏わせる。 不完全ながらその構えは蜻蛉。薩摩示現流の基本にして必殺の構え、不退転の決意の誇示であった。

「お、お尻から…お尻の穴から出てきた…
おしりの穴から刀が出てきた…お、お尻、尻の穴…尻穴…」

イエローソードの出所とその正体を知ったマナは、さっきまでの勢いは何処へやら、パニックになっていた。
しまいには。

ぷちん。

何かが弾けた。 ただし、弾けたのは彼女の理性、感情、精神そのものであったが。

「んほぉッ、尻穴からウンコしごいてウンコっ!ウンコでちゃって剣になっちゃいましゅっ!ファブリーズしても取れないぐらい臭いでしゅっ!!うんこはイヤ、うんこはいや、うんこはみ、み゛ゃぁぁ゛ぁ゛ぁあああ あぉぁああ あぉぁああ!」

  もはや呂律も思考も狂い、みさくら語状態である。
あ、だからと言ってマナは別に生えてる訳ではありませんからご安心を(ぉい)

俺のこの手が光って唸る!
お前を倒せと輝き叫ぶ!!


喰らえ!

愛と!!

怒りと!!!

哀しみのぉ!!!!」

 

全長2メートルは下らない黄金に輝く特大の太刀を振り翳し、アナルマンは巨乳ハンターに迫る。
その黄金剣(ゴールデン・ソード)は斬艦刀もとい斬馬刀のごとく太く長く、そして神々しいまでの光を放っていた。

「アぁぁぁぁぁぁナルぅ・
ごぉおるでんスラァーッシュ!
面っ!!
胴ぉっ!!!
突きぃぃぃぃ!!!!」


「あんたは一体にゃんにゃんらぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛……」

どこかで聞いたような前口上と共に放たれた必殺剣は、豪快に巨乳ハンターを夜空高く吹っ飛ばしていった。

「せめてもの情けだ、峰討ちにしてやる」
人間ホームランやっておいてそれは無いだろ、シンジ。

  

夜空にきらり、と星が光るとアナルマンは深呼吸をして
おもむろに構え、叫ぶ。
「脱肛!!」

 

ぶうん、と一瞬アナルマンの姿がブラウン管のようにぶれたと思いきや、一瞬にしてアナルマンは元の姿へ戻っていた。
  アナルマンは変身を解除するとき「脱肛」と叫ぶ。 決して脱肛になったわけではない。

軽く空を見たシンジは、ふと肌寒さを覚えあたりを見回す。 素っ裸だったことに気づくが、今は気に成らなかった。

  そう、「人間をやめた」彼は、人前で全裸になる事も気にしていないのだ。 この境地を越えた人間は、後にチラムに出現した「竜水和尚」「後方不敗」など数名しか居ない。

そのままシンジは、無駄にさわやかな笑みを浮かべると何処へとも無く立ち去る。
一見、今までのシンジとその見た目は変わらない。
  だが、女装するに際してイネスによって完全に脱毛されたはずのすね毛がやや濃くなっていることは、彼自身も気づいていなかった。
彼はこの瞬間間違いなく

「兄貴のオーラ」
に目覚め
全裸英国紳士」
となったのである。

翌日 静岡県富士市 江東学園中等部学生寮
  その日の朝、食堂に現れたマナを見て周囲はあっけに取られた。 げっそりと頬がそげ、目は落ち窪み、まるで生きたミイラかゾンビである。

「ど、どうしたのよマナ…」
  あまりの形相に少々引きながらもアスカが問いかける。今日は珍しく鯖の味噌煮と豚汁をトレイに載せている。
(ちなみに作者はホテルの朝食はハムエッグに炊きたてご飯が理想だと思ってる。豚汁かけんちん汁でも有ればすばらすぃ)
  何故か今朝は巨乳ハンターに襲われてから薄ぼんやりとしていた頭がすっきりとしていたのだ。

「夢見が悪かったのよ…。アスカ、シンジ君って戦国BASARAスーパーサイヤ人ガンダムファイターだったのね…」
「はぃぃ?」
  そう呟いたマナにアスカはあっけに取られて反応が遅れてしまった。

『この間ノリコから借りたドラゴンボールの愛蔵版又貸ししたのが悪かったかしらん?』
  と一瞬思ったのだが、そのままマナはばったりと床に倒れこんでいた。
「ま、マナ?ちょっと、しっかりしてよ!」
  思わずアスカはマナを抱き起こして必死で声をかける。だが、あまりにも強く抱き起こしたためか そのFカップの乳がマナを窒息させようとしている事に気づいていなかった。

むぎゅう。
むぎゅう。
むぎゅう。

『…あぁ、アムロ…、魔羅が見える…。流れ星ってのはもっとこう、ぱぁっと流れるんだよな…。誰か助けてください…。 苦しいんです、ここ…』

朝から早々、マナは二度目の意識の昇天を迎えたのであった。

その数日後 レイの日記より
「マナが突然やつれて気絶したその日から、巨乳ハンターの被害はぷっつりと途絶えた。 私たちも襲われてから頭がぼんやりとした幸福感でいっぱいだったのが、すっきりとして普通の状態に戻ってきている。 あの時、巨乳ハンターに胸を揉まれて、凄く気持ちよかったのは確かだった。だから少々勿体無い気持ちも有るけど…。 アレが良く(マナが読ませてくれていた)女性週刊誌に書いてある「エクスタシー」と言う事なんだろうか。 だから顔にあんな酷い落書きされても、許せたような気もする。 だけど、あの日の晩にシンジ君とマナが何かをしていたのは確かだと思う。やましい事はないだろうけど。
なぜなら…」

夏も近づく八十八夜、江東学園の構内も初夏の香りが漂っていた。 人気の無い広場に、シンジが一人佇んでいる。
と、そこに遠く響く
「ひゅーほほほほ」
の高笑い。

彼はあたりを見回すと、おもむろにひょろ長いカプセルを取り出して掲げ
「肛着っ!」
  と叫びズボンの中にカプセルの中身をぶちまける。

瞬間、尻の辺りから飛び出した何かがシンジの全身を包み、あたりが眩い閃光に満たされた。
閃光の中シンジの全身を粘膜が覆い、巻きつく…そして。

「超・感・覚っ!」

「アナルマン!!」
決めポーズを取り、叫ぶ。

「肛・門・絶・頂!」
閃光が消えた後、そこにはアナルマンへ変身したシンジの姿があった。

『いつの間にかシンジ君が「アナルマン」と言う変態と言うか怪人に変身する趣味が付いてしまった事から察して、やましい事で無いのは確かだ。 だけど、見ているだけで頭痛がしてくるのはなぜなんだろう。今に 『男の生きがいはひとつ、裸になる事。そしてもうひとつ、人前で裸になる事だよ』と言いながら 素っ裸になり、尾瀬沼の真ん中でオルガンでも弾き始めそうに思う。そうなったら私には、もう私達には止められない…。
って、タカヤさん!"太陽の牙ダグラム"のDVDなんてかけないでください!』

「ねぇ、アスカ…私。こういう時、どうしたらいいか判らないの」

『もう、戻れない。さらば優しき日々よ。もう、帰れない』

等と歌い上げる「太陽の牙ダグラム」のOP曲にげっそりしながら口述筆記ワープロによる日記を書き終え、余りにもはちゃめちゃな状況を理解できなくなったレイは、溜息混じりにアスカに言った。
アスカはその言葉と、思いつめたレイの顔を見ると悲しげに笑いながら口を開く。
「レイ、こうすれば良いのよ」
アスカはそういうと、左手を腰に当て、右手で両のこめかみを握りつぶさんばかりに掴み これ以上無いぐらい情けない笑顔を浮かべる。

レイがそれを真似してポーズを取る。そして二人は思いっきり大きな声で、情けない口調で一言。

「もぉ、駄目だぁ!」

直後、大爆発。

無論、二人とも、徹底して、アフロだ。

こうして江東学園の黒歴史にして新世紀の変態史に名を残す事件のひとつ、「巨乳ハンター事件」は一先ずの終わりを迎えた。
二人の変態を生み出して。

だが、これが最後の巨乳ハンターとは限らない。
世に貧乳と巨乳の間の闇ある限り、巨乳ハンターは再び生まれるであろう。
第2、第3の巨乳ハンターは、貴方のそばに居るかも知れない。

…第2、第3のアナルマンは知らないけど…。

「人をちちプレスで殺しかけておいて…絶対復讐してやるうぅぅぅぅぅ!」

今日もまた、どこかで乳が揺れる…。  今日もまた、どこかで巨乳を倒せと声がする…。

「ひゅーほほほほほほ!きょにゅーうー・ハンタぁーっ!!」

物語は終わる。
だが、巨乳ハンターの伝説は、まだまだ続く。

なぜなら、それが 世界()の選択である。

An APOLOGY
-おわび-

【ナレーター:エリック・アイドルあるいは広川太一郎】

本作において、一般家庭でお読みに成られるのに不適当な表現が多数見られる事をお詫びいたします。

女性の乳房を極端に強調した描写、男性の体の一部の過剰なアップ。

「うんこ」 「けつ」 「アナル」 「尻穴」 などの下品な言葉。

他、お、おおおおおおお… ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!

収拾がつかぬまま…

The End.


【BGMにLiberty Bell March。 スタッフロールが流れてナレーション】

『シンジ・ザ・アナルマンと愉快な仲間たちは現在SOS団と闘争中、「巨乳ハンター戦いの記録」は江東学園出版局よりまもなく発売。
代金:お尻にキッス』

【放屁音と共にBGM停止】



注1:この際に某王女が破壊したガンプラは

HGUC1/144ゼクアイン(ヘビーマシンガン装備)
HGUC1/144Sガンダム
HGUC1/144ガンダムMk-V
MG1/100∀ガンダム
1/100 ゴールドスモー

の5つとの事である。なぜこうもマニアックな機体ばかりが破壊されたのかは謎。


【BGM:”チチをもげ!” (金色のガッシュベル挿入歌) パルコ・フォルゴレ(高橋広樹)】

次回予告
新世紀巨乳ハンター伝説・外伝

「諸君らの同士であった霧島マナは裏切った!何故だ!?」
突如TVとインターネットを占拠して始まった演説中継。高らかに響く巨乳ハンター…恭塚まさ子の演説。

「…成長期だからさ」
あげいんすと・ふぉー・でぃすてぃにぃ。
貧の宿命を謎の力で断ち切ったマナ、彼女を変えたのは何か。

同じ頃…
密かに集まる男たち。
彼らを前に、目つきの鋭い男…神隼人が高らかに宣言する。

「諸君 私は巨乳が好きだ
諸君 私は巨乳が好きだ
諸君 私は巨乳が大好きだ

 乳揉みが好きだ。
 乳なめが好きだ。
 パイズリが好きだ。
 パフパフが好きだ。

 街角で
 学校で
 家庭で
 ホテルで
 海岸で
 浴室で
 温泉で
 プールサイドで

 世界中のありとあらゆる場所で展開される巨乳弄り行為が大好きだ。

  脳内の妄想を絵に表すのが好きだ
 巨乳少女の乳揺れを見たときなど心がおどる
 競泳水着だけを着た巨乳少女のふくらみを見て興奮する自分が好きだ
 街角で程よい巨乳を見たとき等、胸がすくような気持ちだった
 海外の巨乳サイトを巡るのが好きだ
 1m超の巨乳を見た時など感動すら覚える
 その巨乳が縦揺れ横揺れしている様などはもうたまらない

  乳を掴んでも手の平に収まらず むしろ手が埋もれてしまうのも最高だ
 荒縄に縛られ くびり出される巨乳を思うがまま嬲ることを想像する時など絶頂すら覚える
 乳枕でまどろんでる様が好きだ
 かつて絶対的優位を守っていた巨乳がロリの波に飲まれてゆく様は、とてもとても悲しいものだ
 貧乳の波に飲まれ 劣後に甘んじる巨乳が好きだ。
  巨乳ハンターに押しやられ 巨乳少女がこそこそと怯えなければならないのは屈辱の極みだ。

 諸君 私は巨乳を あふれる様な巨乳を望んでいる

 諸君 私に付き従うおっぱい星人諸君 君達は一体何を望んでいる?
 更なる巨乳を望むか? この世のものとは思えない 糞の様な乳を望むか?

 その圧倒的量感をもって 三千世界の貧乳を駆逐する 嵐の様な巨乳を望むか?

 ガガガガガッ!

真巨乳(ボイン)!!

真巨乳(ボイン)!!

真巨乳(ボイン)!!

よろしい ならば真巨乳(ボイン)だ

 我々は己のリビドーの限りをこめて 今まさに揉み尽くさんとする手の平だ。

だが 巨乳ハンター出現以来 劣後に甘んじてきた我々に ただの巨乳ではもはや足りない!!

神爆乳(ゴッド・ボイン)を!!

真巨乳(ボイン)以上の神爆乳(ゴッド・ボイン)を!!

 我々は時流に乗れぬ時代遅れかも知れぬ
 だが諸君は、一騎当千の古強者だと私は信仰している。

 ならば我らは諸君と私で 総兵力100万と1人のおっぱい星人となる
 我々を時代遅れと蔑み 笑い飛ばす連中に気付かせよう

 巨乳を見せ 揉ませ 挟ませ  思い出させよう
 連中に巨乳の味を 思い出させてやる
 連中に我々の 巨乳にこめるリビドーを思い出させてやる

乳と乳の谷間には 貧乳にはできぬ事があると思い出させてやる

1000のおっぱい星人で 世界を巨乳で埋め尽くしてやる

『全おっぱい星人行動開始 妄想始動 リビドー全開!!』
『全妄想リミッター解除!!』

「最後のおっぱい星人大隊指揮官より、全おっぱい星人へ。

目標 世界全土!!

全女性巨乳化作戦 状況を開始せよ。

…征くぞ 諸君 」


高らかに響く巨乳宣言。
史上最低の戦いが、今始まろうとしている…。

新世紀巨乳ハンター伝説外伝
「-Basuto-史上最低の戦い-」


 乞ご期待!

…もぉ、ええって…。


あとがきと言う名の言い訳。

えー、全国極一部の皆様方、大変長らくお待たせいたしました。新世紀巨乳ハンター伝説第一章。ようやく終わりです。(汗)
遂にやってしまいました「超感覚アナルマン」ネタ。巨乳ハンターや県立地球防衛軍のネタは結構見かけますが、アナルマンをネタにする勇者はそういるまいて(笑)
  他にも我ながらずいぶん無茶苦茶なネタを仕込みまくったものです。世に壊れギャグ系エヴァSS星の数とは言え、此処までストレートに変態なシンジはそういるまいて(汗
おっぱい星人だわ、女装するわ、英国紳士に目覚めるわ(笑)エヴァキャラって此処まで安永ネタがしっくり来るとは思いませんでしたよ。まぁ他にもMUSASHIとか謎ジャムとかブリーフ割れとか変なネタをごった煮どころか腐臭あげていそうなぐらい仕込んでますが…。タイトルに反してガンダムネタが少なくなってしまったな〜と思ったり。
 冒頭でドラゴンボールの単行本云々を言うネタ有りましたけど、これは後半のスーパーサイヤ人黄金モードの伏線であると同時に著作権が五月蝿くなく、なおかつストリートファイター系や飢狼系が有るゆえに出せそうに思える一方出せばインフレ確実なドラゴンボールをはっきりと劇中劇にしてしまいたい、とアイングラッドさんも仰られていたことからいっそのことこういう形でパロディにしてしまおうとギャグ話を書いていた私がやってみたものです(^^; 「つか、”クリリンのことかー!”のシーンは既にスーパーサイヤ人になってたじゃねーか」と言うツッコミも有るでしょうが、ネタ的にこっちの方がつながりが良かったんで雄叫びと同時に黄金モードにしてみました。
  あ、最後からは想像つきませんが、シンジはそれほどやたらめったらアナルマンへは変身できませんのでご安心を…。
  まぁDBネタになったのは黄金モード発動を原作どおりにやってもシンジでは面白みが無いな〜と思ったのと、執筆中に「アシュタロスに半殺しにされた横島が、何故か『ドラゴンボールの悟空』を召還してしまった」と言うGS美神のSSを読んだことが原因だったりするんですが(笑)
 
  に、しても一般向けの作品でみさくら語やってしまっていいのか、俺(汗

に、しても壊れギャグ路線エヴァSSのノリを理解しようと色々読んでいたら、WRENCHさんの”空飛ぶまっするゲンドウ”の影響を強く受けてしまったな〜と深く反省。 冒頭部と最後のモンティパイソンネタやアフロはまさにそれです。SSFW世界のロンドンにフライングサーカス最盛期のパイソンズが出現していたらな〜。 あのジョン・レノンも 「もう一度生まれ変われるならビートルズではなくパイソンズに入りたい」と言ったとか言う話があるぐらいだから存在力は凄いでしょう(ぉ) 全ては「モンティパイソンをまとめてきちんと見たい」と言う私の欲望が原因でございます(マテ

なお、文中で指定してますBGMをかけながら読まれると、よりいっそう美味しく頂けると思いますので、ぜひ一度お試しくださいませ(更にマテ

  あ、言っておきますが最後の次回予告はシャレです、シャレ。ここまでやると収拾が付かなくなるんで…。

あと、巨乳ハンターに襲われた他の学校の生徒「前原由真」「高野詩織」は私のオリジナル小説のヒロインです。
どの作品のキャラか真剣に探す人が居そうなんで言っておきます(笑)

それでは皆さん、センプリニ!

「退場!」
16tの重りがコバヤシを圧殺し、重りにかかれた文字は…

The End.

台詞・ネタ 元ネタ解説
「ウチ、辰也はん以外の人にもまれたこと無かったけど…その…気持ち良かった」 SQUEEZの18禁AVG「炎の孕ませ転校生」の登場人物、三咲若菜の台詞。ちなみに「辰也はん」というのは同作品の主人公である田神辰也のこと。 実際には原作内で痴漢にも胸をもまれるイベントがあるのだが、この痴漢は主人公によって警察に引き渡された。ちなみに彼女、バスト110pのMカップという爆乳である。どおりで狙われるわけだ。 CVは北都南さん
「信玄餅」 近年稀に見る作画崩壊アニメとして名を残した「-Gun道-MUSASHI」のエピソードより。作中に書かれている通り実際の信玄餅とは似ても似つかぬグロテスクな代物。それ以前に信玄餅が生まれたのは昭和40年代であり当然、安土桃山時代には存在していない。この信玄餅はMUSASHIを見たユリカ・メグミ・リョーコのうちいずれかが作ったと思ってくださいませ。
「うゲぁパップッぐるううぐッッッ!?!?!?」 往年の名作アクションゲームにして神代ギャルゲーとしても有名な「ヴァリスシリーズ」を18禁で復活させたら大不評だった「ヴァリスX(クロス)」より。ヴァルナと言うキャラが馬にXXXされたときに放った奇妙な台詞。まぁそれに匹敵する衝撃があったと言う事でw(注:ヴァリスXには他にも「イヒィッッ……陣痛イイイッ……」や「うぐあェッ!! 暴れなぐぷぶぶっッッッ!!!」という奇ッ怪な台詞が多数登場する)
「謎」と「クスハ特製」 勘の良い方はわかるでしょう。ミサトカレー、千鶴リゾットと並び称される「料理のふりをした大量破壊兵器」3巨頭の一つである「Kanon」の”オレンジ色の悪夢”こと謎ジャム。そして威力と言う点では3巨頭に匹敵するかもしれない(ゲームではごく一部のキャラ以外は卒倒し、アニメではあのイングラムすらのた打ち回らせた)スーパーロボット大戦オリジナルキャラの中でも有名なクスハ・ミズハの特製栄養ドリンク(通称クスハ汁)。この二つを混ぜ合わせて人に飲ませるイネスさンは正に鬼です。シンジの行動が少々アグレッシブに成ってるのはクスハ汁で気力150オーバーになっていたためと思ってくださいませ(ぉ
「ラッピングされたパフェグラスに入ったチャーハン」 またもやSQUEEZの18禁AVG「炎の孕ませ転校生」より。文字通りパフェグラスに入ったフルーツ等を具にしたチャーハン。登場人物の一人川瀬絵里奈が得意とする料理…なのだが、名は体を現すとばかりにその味は想像も絶する酷いもので食べた主人公が意味不明の絶叫を上げるほどである。恐らく破壊力は謎ジャムや千鶴リゾット、ミサトカレーに匹敵する物と考えて良いだろう。
「MUSASHIを観て卒倒した月の王女」 オーガストのAVG「夜明け前より瑠璃色な」のヒロインであるフィーナの事。アニメ版の作画崩壊度がMUSASHIに匹敵するなどと言われる事から、MUSASHIを観て無意識のトラウマを刺激されたと思ってくださいませ(笑)ぶっ壊したガンプラのチョイスがマニアックなのはアニメで振り回していた軽機関銃がガンダムセンチネルのゼクアインのそれに似ていたことからセンチネル系のMSを。んでフィーナが「月の王女」と言う設定から∀ガンダム関連をチョイスと言うわけで。
「神様…ボクは…なんて無力なんだ…」 「攻殻機動隊S.A.C.」第25話「硝煙弾雨」より、撃破されたタチコマがおのれの無力を嘆く台詞。S.A.C.シリーズ屈指の泣きエピソードをこういう風にネタにしてしまっていいのやら…。
「うぉっ まぶしっ!」 またもや「MUSASHI」より。第2話で攻撃を喰らいそうになった主人公ムサシが本来なら「うぉっ、やばい!」と言うはずが「うぉっまぶしっ!」とNGを出してしまったが、そのまま放映されてしまったがために定着してしまったもの。ちなみにMUSASHIオンリー同人誌即売会のタイトルもこれである(笑)「魔法先生ネギま」のアニメ第2期(最後が「!?」になってる方)でも背景の黒板に書かれていたりと、もはや定番ネタの領域か。(さすが「ぱにぽにだっしゅ」のスタッフがやってるだけの事あるわ)
「やばい、太平洋だ!」 「THE・レイプマン」より(笑) レイプする対象の女性の●●●●がゆるかったため、挿入した瞬間この台詞を吐き、その後「卍ハーケンクロス」と言う体位を取ることによって難を脱した…と言う話なのだが、転じてSSなどでは訳がわからなく、抜き差しならない状況が現れたとき、あるいはツッコミ様の無い大ボケがかまされた時などにこの台詞が使われる事が多い。バリエーションとしては「しまった、日本海だったか」と言うのもあり。
「…覚悟は良いか?」 やれ戦国無双のパクリだの言われる一方、その時代考証ってなに?っぷりの暴走具合で一部のバカゲー好きと腐女子から人気を得たカプコンのアクションゲーム「戦国BASARA」における伊達政宗の台詞の一つ。SSFW世界では「サムライ・ウォー」と言う頭の悪い映画の存在を考えると「無双」より「BASARA」の方が人気あるでしょうね。
「凄い…!あの二人、落ちながら戦ってる!」 またまた「MUSASHI」より。第2話の中で妖(アヤカシ)を狩る銃の使い手である「タクアン和尚」の戦いっぷりを見てニンジャ太郎が呟く台詞。この辺の作画の無茶苦茶ッぷりは必見の域。
「マナは覚醒した」 某「G種」…と言うかそれをパロった「フルメタル・パニック?ふもっふ」の「女神の来日・温泉編」より。
地雷原とロボットガンの群れに守られた女湯を覗きに行く最中、追い詰められたキャラの一人「風間信二」が何故かこの境地(笑)に達した。スナイパーライフル一丁で全方位射撃を決めるわ「僕にも敵が見える!」とニュータイプにも目覚めるわ殆ど人外の大暴れをするのだが、副作用は途轍もない不幸に見舞われることか?SSFWにフルメタが参戦してる事を考えると他のキャラがこの状態になることもアリだけに、あぁ恐ろしい(汗)。 マナと風間が同時にこの現象を起こしたらどういう事になるのやら、責任もてません(マテ
おっぱいボール 実在するおっぱいをリアルに表現したアイテム。実際に触るとやたらリアルで柔らかくハリの有る質感のアイテムである。巨乳ハンター連載当時にはなかったものだが、今なら当然つけていてもおかしくなかろうて、と言う事で。参照URI
「アスカのことかー!」 はい、あの有名な「ドラゴンボール」より。スーパーサイヤ人として覚醒した悟空にボコボコにされたフリーザが「いいだろう!こんどこそこっぱみじんにしてやる、あの地球人のようにな!」とそれでも思い上がった台詞を吐いたのに対して悟空が冷静に「クリリンのことか…?」と呟いた後突如激怒し、「クリリンのことかーーーー!」と叫ぶ。この後更にフリーザは悟空にズタボロにされるのだけど、最後まで奢り高ぶった発言を曲げなかった。
  転じてこの話ではブリーフ割れして図に乗ったマナの思い上がった発言にシンジがぶち切れ、怒り狂った状態で叫んだというわけで。アナルマン原作にも「黄金(ゴールデン)モード」と言う全身が金色に輝く状態があるので、覚醒をドラゴンボール風にしても面白いだろうと言う事で採用。
みさくら語状態 ふたなりと母乳噴射をこよなく愛するエロ漫画家みさくらなんこつ氏のキャラがエロシーンの最中に放つ台詞の独特の言い回しや言葉を総合して言う名称。呂律が狂っていると言うレベルを超越した日本語の文法って何?といわんばかりの狂った実況中継台詞と人間とは思えない絶叫の嵐が特徴。この場合はアナルマンの様を見て理性が崩壊したと思って下されれば。詳しくは「みさくら語」でググれば出てくるのでそれを参考にしてくださいませ。にしてもエヴァキャラにみさくら語叫ばせる奴も自分だけだろうな。
「肛・門・絶・頂」 言うまでもなく「覚悟のススメ」ネタ。シンジの中の人繋がりだと「超越肛門」の方が良さそうだけど正義の味方としてやばそうなので意見があった台詞を元に「覚悟完了」っぽくしてみました(笑)当然イラストにした際には決めポーズ取ったアナルマンの四隅にこの4文字熟語?が極太ゴシックで刻まれるわけで。アナルマンの原作でも「アナル完了」と言う覚悟ネタがあったのでまぁ、覚悟ネタを出したいと思っていた人は大目にみてやってくださいませm(__)m
「もぉ、駄目だぁ!」 出典は恐らくメサイアのシューティングゲーム「超兄貴」シリーズからと思われる。第一作で主人公イダテンのオプションとして登場する超絶マッチョメン「アドン」と「サムソン」がやられて脱落する際に「もぉ駄目だぁ〜!」と叫びながら消えていく描写があることから。転じて一部の「嫌」系SSでは訳がわからなく抜き差しならぬ状況が本当にどうしようもなくなった際、置いてきぼりにされたキャラが叫ぶことで何故か直後に大爆発。
「無論、全員、アフロだ」
となってオチが付くと言う「デウス・エクス・マキナ」的台詞として使われる事が多い。


 <アイングラッドの感想>

 コバヤシさん、スゴい作品をありがたうございまし。←少々壊れてます。

 ボーダーラインギリギリというか少々逸脱しているような気もしないような気がしないような感じがそこはかとなく感じられる今日この頃ですが皆さん如何お過ごしでしょうか私は元気ですがそれはとにもかくにも取り敢えず読み上げてみてみたのですがこれは何とかオーケーだろうという判断の下に掲載いたした訳でございますがこれの試作品を読んだときに思わず感じてしまったが故に「これは読む人の資質を選びます」とコバヤシさんに感想を書いた事から冒頭の注釈が付けられたりしたという逸話があったりなかったりやっぱりあったりしたのですが元ネタの注釈だけは付けて貰いました。

 流石の私もこのネタの全てを知っているわけではないからです。安永航一郎のファンですから当然アナルマンも知ってましたが。

 さて、本編の彼らにどう繋げるか、それが問題だ。

 色々な意味で頭が痛いですのう。



スーパーSF大戦のページへ







 ・  お名前  ・ 

 ・メールアドレス・ 




★この話はどうでしたか?

好き 嫌い 普通


★評価は?

特上 良い 普通 悪い